あなたの魂のテーマを探す
80億の魂に、80億のテーマがある。ひとつずつ、置いていきます
これまでに 509 本。毎日増えていきます。

THEME 010
9_消し残した一行
同じ話を繰り返す自分を恥じる元教師に、訪問ヘルパーが、その話に出てくる黒板の一行は自分が書いたもので、繰り返されるたびにうれしいと差し出す。繰り返す口が一人の教室を守っていた。
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THEME 009
8_網針と、もらいもの
右手が利かず、もらってばかりで何も返せないと責める元漁師に、若い漁師が、あなたの繕った網は一度も破れない、毎朝の魚は順番待ちの手付けだと差し出す。恥じた遅さが町の頼りだった。
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THEME 008
7_曲がった縫い目
手が震えて縫い目が曲がることを恥じ、店を閉めようとした靴職人に、少年が、亡き父は曲がった縫い目を指でなぞって毎朝出ていったと差し出す。恥じた縫い目が男の頼りの線だった。
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THEME 007
6_手を振る時刻
長居を叱られお茶をやめた郵便配達員に、老人の孫が、祖父は配達の時刻に毎日着替えて待っていたと差し出す。直したい癖が老人の一日の始まりだった。
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THEME 006
5_二回めのただいま
耳が遠く妻に何度も言い直させたと悔やむ夫に、隣の老婆が、聞き返されるのが嬉しい、生きてる気がすると妻は言っていたと差し出す。聞こえない耳が妻の声を二倍にしていた。
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THEME 005
4_父の字
字の下手さを恥じて娘の連絡帳に書き続けた父に、娘の婚約者が、娘は七冊すべてを捨てずに持っていたと差し出す。恥じた字が娘の朝をつくっていた。
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THEME 004
3_朝までの芯切り
父の通夜で泣けなかった自分を冷たい人間だと責めた兄に、弟が、兄が朝まで芯を切って火を絶やさず、その音で眠れたと差し出す。泣けない欠点が弟のいちばんの安心だった。
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THEME 003
2_縁側のコップ
孫を転ばせて腕を折らせたと自分を責め、毎夏縁側に麦茶を二つ置き続けた祖母に、嫁が孫の絵日記を差し出す。そこには、ばあちゃんは悪くない、とあった。責めながら置いたコップが孫の帰る場所だった。
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THEME 002
1_洗ってある弁当箱
学校に行かない息子のために責めながら弁当を作り続けた母に、用務員が、息子は毎朝校門まで来て弁当を食べ箱を洗って帰ると差し出す。責めて詰めた弁当があの子の朝の道をつくっていた。
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THEME 001
0_かゆの湯気
母が食べなくなったのは自分のかゆのせいだと責め続けた娘に、訪問看護師が、母は粥ではなく廊下の足音を迎えて口を開けていたと差し出す。責めながら毎朝歩いた足音が母の待つものだった。
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あなたの魂のテーマに気づく場所